7/31のカーナビ最新情報で「携帯型カーナビのPNDテストトップはガーミン「nuvi360」:胸ポケットにも入るサイズ:操作性や案内の視認性は悪くない:マップソースを差し込めば海外で使える:サブマシンとしても有効:web CG より」、5/7のカーナビ最新情報で「ソニー カーナビが今春からPNDで復活:渋滞情報やトンネルや地下道に対応」と書きました。
web CGは、クラリオン「DrivTraxP5」、ソニー「NAV-U」、サンヨー「miniGORILLA」、JROAD「JRN410」という4種類の携帯型カーナビのPNDテストをしましたが、その結果、トップはガーミン「nuvi360」、2位はソニー「NAV-U」のようで「都市部での実用に耐えるポータブルナビ」と評価しています。
ソニー「NAV-U」は約6万円。特色としてソニー「NAV-U」は、ナビ以外の機能をもたずに、ナビに専念。
web CGは「クルマへの装着はわずか5分の手軽さだし、装着後の姿もスタイリッシュ。
車速信号やジャイロセンサーの情報を取り込んだ本格ナビの正確無比さにはかなわないものの、GPSに加速度センサー&気圧センサーを加えたハイブリッド測位で、並みのPNDに比べ大幅に測位性能を高めているあたりも、ロケーション能力を重視する日本のナビユーザーには向いている。
加えてオプションでビーコンVICSを用意しているのもPNDでは突出した機能。FM多重VICSを採用したポータブルナビはいくつかあるが、ビーコンのほうが走行中のエリアの細かい情報が得られるし、情報取得から発信までのタイムラグも少ない。
またビーコンが発信する渋滞情報は所用時間を含んでいるから、渋滞を迂回するルート探索も提示できる。
今の日本、特に都市部ではカーナビに渋滞情報は必要不可欠。そんな意味では、メモリータイプのポータブルナビとして唯一、都市部での実用に耐えるポータブルナビといってもいいだろう。
検索データだが、電話番号検索のヒット率ははっきりいって低い。CG編集部を電話番号検索できなかったのは、テスト機中nav-uだけだった。
しかし、データ入れ替え、または追加で日本全国の住所ピンポイント検索に対応するので今後に期待。
ポータブルナビとしては完成度が高いnav-uの価格は、ビーコンを含めて8万円前後と予想される。
しかしこのプライスだと、画面がより大きくTVやDVDも見られる、DVDタイプのポータブルナビも視野に入る。
それらがライバルになるわけだが、コンパクト&スタイリッシュボディ、取り付けの手軽さ、ビーコンVICS、測位精度の4点で、それにもすぐる魅力があると思う」とガーミン「nuvi360」に次いで高評価しています。